
「整形したい!」
顔になんらかのコンプレックスを持っていると、恋も仕事も消極的になってしまいますよね。
「人間は中身でしょ!」なんて、所詮は他人ごとだから言えるのです。
誰も分かってくれない深刻な悩み「顔のコンプレックス」。このページでは整形は正しいことなのか、イケないことなのか、そこら辺をはっきりさせます。
整形の前に自分の幸せは何なのかを再確認!
まず、整形をする前に「私の幸せはこれだ!」と言えるしっかりとした信念を持っておきましょう。
もし、整形をして綺麗にまたはカッコよくなったとしても、それが直接幸せにつながるかどうかは、あなたにとっては別問題かも知れません。
さて、「7つの習慣」という書籍をご存知でしょうか?
スティーブン・R・コヴィー氏作でジャンル的にはビジネス書です。全世界で翻訳され2000万部を売り上げ、未だに売れ続けている大ベストセラーです。いわゆる成功哲学を扱った書籍ですが「主体性を持って、人生を計画的に生きる」ということを主に訴える内容です。
その7つの習慣では、まず最初に「価値観」を明確にすることが絶対に必要だと言っています。
「価値観」とは、あなたが迷いそうになった時、道案内をしてくれる道路標識のようなものです。
例えば、あなたの価値観を「嘘をつかない」にした場合、「お父さんのプリンを食べたのだれだ!」と聞かれれば、「ごめんなさい、私が食べました。」という答えを導くためのあなたのポリシーのことです。
少々、例えがショボい内容でしたが、人生は選択の連続でできています。「明日の朝ごはんは、卵ごはん?トースト?」「どの会社に就職する?」「旦那さんはお金持ち?それともイケメン?」その選択権はあなただけが持っています。
しかし、自分の中でしっかりとした「価値観」を持っていなければ、ただ流れに身を任せるだけで主体性がなくなってしまいます。
例えばこんなケース。あなたはこれを幸せと感じられますか?
そして、街で歩いていると人生で初めてのナンパをされました。嬉しくなったあなたは、その男性についていき、やがて彼氏になり、子供ができ結婚することになりました。
しかし、結婚してから彼のギャンブル癖が発覚。借金まみれの極貧生活です。
はたして、この人生の選択は正しかったのでしょうか?
この状況を正しいと思うか正しくないと思うかは、あなたの「価値観」で決まります。
「整形をしたい!」この気持ちだけで突っ走ってしまうと、あなたの描く幸せは叶わないかも知れません。人生において「整形」はとても大きな選択であり、とてつもない決断が必要になってきます。あなた自身の価値観をもう一度見直し、その価値観を実現させるために整形が必要であればするべきだということになります。
とはいえ、「価値観」を持てと言われても、ピンとこない方もおられると思います。以下であなたの価値観を見つけるヒントをお教えしていきます。
あなたの価値観を見つけよう!
以下は、あなたの心の中に隠れていた価値観を言葉として表現するための質問です。これらの質問の答えをメモしていきましょう。7つの習慣に実際に書かれている質問です。全て答え終われば、あなたが無意識に持っていた価値観が浮き彫りになってきます。この10分間があなたの人生を変えるかも知れません。少々疲れるかもしれませんが、必ずやることをおすすめします。
Q2.これまでにあった人で、ぜひもう一度会いたいと思う人は誰ですか?
Q3.あなたが一番好きな言葉はなんですか?
Q4.あなたがこれまでに読んだ一番好きな本はなんですか?
Q5.これまでに一番充実していた仕事はなんですか?(いつ、どんな仕事?なぜ?)
Q6.家族との思い出で一番楽しかったことは?(いつ、どんな内容?なぜ?)
Q7.友人との思い出で一番楽しかったことは?(いつ?どんな内容?なぜ?)
Q8.これまでの経験で貴重だと感じたこと、感動したことは?(いつ?どんな内容?なぜ?)
Q9.あなたのヒーロー・ヒロインは誰ですか?憧れる人物は誰ですか?(身近な人でも有名人でも構いません。)
Q10.なぜ、その人に憧れますか?
いかがでしょうか?
あなたの答えを全体的に見渡し、何か発見できることはありませんか?似たような答えがあったり、普段は忘れていたけど、「私は本当はこんなことが好きなんだ。」と再確認できたりしましたか?
例えば、Q3の「あなたが一番好きな言葉はなんですか?」の答えが「夢」だとしましょう。「夢をあきらめなければ必ず叶う!」そう思っていたとしましょう。
それなら、あなたの夢はなんですか?その夢はどうすれば実現できそうですか?その中で「整形すること」はその夢の実現をスピードアップさせる起爆剤になりそうですか?
もう一例あげますと、Q6の「家族との思い出で一番楽しかったことは?」の答えが「クリスマスパーティ」だったとしましょう。お父さんがサンタの格好をして、シャンパンの栓を抜き、あなたに大きな包みに入ったプレゼントを渡してくれている風景を思い出したとしましょう。
こんな情景を思い出したとすると、一番の思い出は「クリスマス」ではなく「優しく明るいお父さん」ではないでしょうか?それなら、「お父さんみたいな旦那さんが欲しいなぁ。」があなたの価値観かもしれません。
そして、この価値観を実現するには整形は必要ですか?今のあなたのままでは難しそうですか?
整形しても誰もあなたを責めることはできない
上記の質問に答え、あなたの価値観を書き出し、その価値観を実現する中で整形が必要だと判断したのなら、あなたを誰も責めることはできません。
もし、それでも誰かに批難されたとしても心配無用です。それはあなただけの価値観だからです。誰かに後ろ指を指されるようなことがもしあったら、その人にちゃんとその理由を伝えてあげましょう。「お父さんのようにやさいい旦那さんが欲しかったんだよね。」って。
そのあなたの思いに反論するような人はまずいないですし、いたとしたらその人の方がよっぽどおかしな人です。気にする必要はありません。
整形は善か悪か
もうここまで、読んでいただいた方なら、その答えをわかっているはずです。
整形は善でも悪でもなく「あなたの価値観を実現できる一つの手段になりうるか」だけの話です。
ご自身の価値観と照らし合わせて「整形したい!」「整形する!」と決めたのなら、あとはドンッ!と胸を張って明るく生きてくだけです。